きたこぞう

名古屋城見学と想い

昭和20年6月9日　68年前　「熱田空襲｣　（B２９｀・42機）　愛知時計電機の従業員・

動員学徒を中心に2000名余死者多数負傷者が出た大惨事　昨日の新聞に掲載さていました

名古屋へ19年12月以来　連合軍アメリカ空軍　空の要塞B２９が工業地帯に破壊爆弾

市街には無差別に焼夷弾投下　空爆約40回（資料）市内にて逢い　名古屋城内に

第3師団歩兵部隊の１兵として火災消火・救急作業に常時出動しておりました

約41回目 昭和20年5月14日早朝　440機来襲　高々度空を覆う大編隊　市中空爆　　

焼夷弾投下　名古屋城炎上消失　天守閣はじめ周り徳川園・我が部隊兵舎共

市街火の海　68年前　居合わせ何とも手つかず待避様相を見ていた想い

生死の境をさまよう市民　平和な今では想像出来ない？　内外地で悲運に逢われた

方々を思うと　絶対戦争反対　後々までも、



想い立つて先5月１５日　名古屋在住弟と神宮前で落ち合い2人で名古屋城へ

登城５階　下がり乍ら各階展示拝見　数ある中　焼夷弾弾頭　印象に見うけました

名古屋城本丸御殿表玄関　戦時炎上喪失して６８年振り木造本格復元

宏壮美しい佇まい内部も絢爛のことと覗われます　公開前で外部拝見しました、

名古屋城　　現在

　



本丸御殿・表玄関
　　　



火炎　　（展示写真）


焼夷弾弾頭　　（展示品）


油脂焼夷弾　６角鉄板製約径７５糎　長約５０糎位？　４８本とか
弾頭に束ねと聞く　投下空中で爆ぜ１本々々落下着火　中はゴム糊の様でした