きたこぞう

　翁　　登場　　

　ひっとこ面　かっぱ面　さる面　びっくり面　わらい面　戯面数々

　大勢従えて　舞い　やがて　翁　と古老との　珍問答　

　主従共に　可笑しく　滑稽　観衆　舞堂居る皆々　おお笑い

　拍手　喝采　花祭り　に多彩な神事に驚きいりました、
　


　豊根村三沢の山内地区　花祭り　１１月１０日午後５時から１１日９時ま
　現存する　花祭り　の初祥の地と云われる　当地公民館にて開催
　念願の　花祭り舞い　永年培いこられた伝統文化の真髄を拝見しました、
　地区崇敬清水神社　神さまの姿神鬼の出で立ち　山見鬼　榊鬼が巨大な鬼面
　赤装束草鞋履き大斧を翳し勇壮な身振り　睨みの所業　威厳ある舞い始めは　しずしずと
　舞いに連れて大太鼓・笛音高くなり　観衆のテホエー・テホエーの声援共に
　愈々舞い　だんだん盛り上がり　熱氣物凄く力強く　斧振り回し壮絶　五色色紙切り飾り
　吊るした　ざせち　ゆぶた　四方え注連縄の舞庭の中狭しと無尽に舞う　
　本神鬼は天空に舞う心地であろう・・・？
　子供女性は細やか愛らしく　３０種程舞い催しがあると聞く　入れ替わり立ち替わり
　夜を徹して　金飾り冠お姫さま　お姉さま　ハツピ着娘さんたちも賑やかに
　翁の珍問答　腹を抱えて笑いが止まらない　幣　扇　剣　鈴　房　笹　竹筒など持ち舞い祈る
　初めて観る予想外の１６時間に及ぶ舞いの仕様　唯々驚き楽しみ居る次第です
　終盤　湯立て　湯ばゃしと云うか大釜の熱湯を舞庭・観衆に浴びせる神事
　祭事　最高潮　舞い清めの湯を浴びて　世のなか平安に　お祈りします、
　今期限りで当地区は祭り中止惜しむ思いも　この度拝見有難くお礼申します。